AIdeリール編集キャンプ 制作メモ

リール4本の作り方

10/3と10/4の「AIアバター型」2本、10/10の「dotちゃん」アニメ1本、10/18の「Kling 4.0 会話ドラマ」1本。何を用意して、どの道具を、どの順番で使ったかを、1本ずつタブに分けてまとめました。どれも撮影も編集ソフトも使っていません。Claude Code に文章で頼んで組み立てています。

COMPARE

4本の違いが一目でわかる表

10/3 撮影してません10/4 ほんとの私は、どっち?10/10 dotちゃん10/18 Kling会話ドラマ
型AIアバターが喋るAIアバター+本人の声3DキャラのアニメAIの3人が会話するドラマ
長さ41秒(1.3倍速)53.5秒(1.2倍速)34.8秒(1.3倍速)65秒(声は1.2倍速)
声自分の声をAIで複製(Gemini)スマホのボイスメモ自分の録音(2回分をつなぐ)3人の声を複製(fal.ai MiniMax)
顔・キャラ写真+声 → 口が動く動画(fal.ai Kling)同じ(2か所だけ)ユミのイラスト+口の画像5枚を切り替えChatGPTで画像 → Kling 4.0で動画 → 口合わせ(fal.ai Kling LipSync)
組み立てPython(Claude Codeが書く)Python(Claude Codeが書く)HyperFrames(Webページを動画にする)Python+ffmpeg(Claude Codeが書く)
動き①②③・波形・タイピングなど上下分割・時計・×印など3Dの毛並み・ぷよぷよ・付箋・進捗バーなどカメラの寄り・立ち上がってサングラス・走る・空を飛ぶ
お金約240円(喋る動画6本)約140円(喋る動画2本)0円(すべて手元で作成)約2,500円(Kling 約1,500円+fal.ai 約1,000円・試行錯誤込み)
ここが難しい顔が崩れない写真選び録音の間を詰める作業毛の質感と、声に動きを合わせる作業顔・座り方をそろえることと、口合わせ

お金はAIサービスの従量課金ぶんだけです(1ドル=150円で計算)。ChatGPT・Claude などの月額プランは含めていません。

REEL 01 AIアバター型

この動画、実は撮影してません

顔以外ぜんぶAI、という型のリールです。写真1枚と自分の声のお手本から、「喋る私」の動画を作りました。カメラの前には一度も立っていません。

41秒
長さ(1.3倍速)
2,079
閲覧(翌日夕方)
1.8周
平均の視聴
約240円
喋る動画6本ぶん
軽量版。音は再生ボタンのあと、音量ボタンで出ます。
TOOLS

使った道具と、それぞれの役目

指示を出す相手

Claude Code

文章で「こういうリールにしたい」と頼むと、参考リールの分解、文字やアニメを描くプログラムづくり、合成、書き出しまで進めてくれます。コマを並べた画像を見て、自分で直すこともします。

顔の写真を整える

ChatGPT(画像)

自分の写真をもとに、レタッチ・ピンクのマイクを持ったポーズを作りました。ここは本人がChatGPTのアプリで作業しています。

背景・小さい私を作る

Codex(画像生成)

同じ顔のまま背景だけ違う写真を4種類と、走る・タップする「小さい私」の全身3枚。ChatGPTの契約の中で使えるので追加料金なし。

声を作る

Gemini(声の複製)

自分の声のお手本(10〜30秒)から声を複製し、台本を1行ずつ「明るく」「ささやくように」など感情の指示つきで読ませました。

10/3以降は有料枠が必要
喋る顔の動画を作る

fal.ai Kling Avatar

写真1枚と声の音声を渡すと、口が動いて喋る動画になります。6本作って約1.6ドル。使った分だけ払うしくみで、残高の入金は本人がします。

約1.6ドル
文字・アニメ・合成

Python + ffmpeg

①②③の番号、動く波形、タイプされる台本などのアニメは、Claude CodeがPythonで1コマずつ描いています。ffmpeg(動画の加工ソフト)で音をまぜ、1.3倍速にして書き出しました。

効果音・フォント・チェック

リールキット

参考リールの分析、同梱の効果音・フォント、キャプションの言い切りチェック、投稿後の数字の記録に使いました。組み立て本体は使っていません。

PREPARE

用意するもの

  • 正面を向いた自分の写真動画から1コマ切り出してもOK。手は胸の高さ(顔の近くに手があると崩れやすい)
  • 声のお手本の録音(10〜30秒)スマホのボイスメモで十分。声の複製に使う
  • 台本最初の2秒で手を止めてもらう一言を先に決める
  • 参考にしたいリール保存した動画、または画面収録
  • ChatGPT(画像が作れるプラン)
  • Claude Code
  • fal.ai のアカウントと少しの残高カード登録が必要。数百円あれば足りる
  • Gemini API の有料枠声を複製する場合だけ。自分で録音するなら不要(10/4の方法)
STEPS

作り方の手順

  1. 参考リールを分解してもらういっしょに

    真似したい型のリールを保存して、Claude Code に渡します。「何秒に何が出るか」「文字の大きさ・色・位置」を表にしてくれます。今回は「顔だけ本物で、ほかは画像生成と喋る動画AI」という型だと分かりました。

    このリールを分解して。秒ごとに、画面の文字・映っているもの・切り替わり方を表にして。真似したいのは見せ方だけです。
  2. 台本を決めるいっしょに

    冒頭2秒のフックを先に決めて、残りを組み立てます。今回は「この動画、実は撮影してません」。言い切りすぎていないか、キットのチェックにもかけました。

  3. 顔の写真を整える自分で

    ChatGPTに自分の写真を渡して、レタッチ・ポーズ(ピンクのマイク)を作ります。手は顔から離して胸の高さにしておくと、次の「喋る動画」で顔が伸びたり崩れたりしにくくなります。

  4. 背景違いの写真を作るClaude Code

    整えた写真をCodexに渡し、顔はそのまま背景だけ変えたものを4種類作ってもらいました。場面が変わって見えるので、同じ人がずっと喋っていても飽きにくくなります。

    この写真の顔とポーズはそのままで、背景だけ「明るいカフェ」「書斎」「白い壁」「夜のリビング」に変えた4枚を作って。
  5. 声を用意するいっしょに

    自分の声のお手本と、AIで複製することへの同意文を録音して渡し、台本を1行ずつ読ませました。行ごとに「ここは驚いて」などの指示がつけられます。

    10/3以降、Geminiの声の複製はAPIの有料枠でないと使えなくなりました。いまから作るなら、10/4のように自分で録音するのがいちばん安くて自然です。

  6. 喋る顔の動画を作るClaude Code

    写真と声を1組ずつ fal.ai の Kling Avatar に送り、口が動く動画にします。今回は台本を6つに分けて6本。1本あたり30円くらいです。

    できた動画は必ずコマで確認します。手が勝手に動いて顔にかかることがあるので、変なところは別の画像に差し替えます。

  7. 説明のアニメを作るClaude Code

    ①②③の番号、動く波形、台本がタイプされていく様子、3つのものが吸い込まれる動き、プロフィールへのズーム。どれも「こういう動きを入れて」と頼むと、PythonでClaude Codeが描きます。

  8. 「小さい私」を作るClaude Code

    最後に、小さい私が右から走ってきてリンクをタップする演出。Codexで緑の背景の全身画像を3枚(走る2枚・タップ1枚)作り、緑だけ抜いて切り抜きにしました。

  9. 合成して、文字と音を入れるClaude Code

    • 文字:太いゴシック+濃い影。強調したい言葉はピンク→紫のグラデーションを覆い焼きで重ねる
    • 効果音:4か所(キット同梱の「タン・ポン・シュッ・キラン」)
    • 速さ:全体を1.3倍速、音量をそろえる
    文字は太いゴシックに濃い影。強調はピンクから紫のグラデーションで覆い焼き。インスタのボタンにかからない位置にして。
  10. コマで確かめて、書き出すいっしょに

    1秒ごとのコマを1枚に並べた画像を見て、文字の読みにくさ・顔の崩れを直してから書き出します。動画の中にAI表記は入れず、投稿するときにインスタの「AI情報」ラベルをオンにしました。

  11. キャプションを書いて投稿・記録いっしょに

    キャプションはリールの書き起こしにせず、補足を書きます。翌日に閲覧・保存の数字を記録して、次のリールの参考にしました。

LEARNED

作って分かったこと

  • 手が顔に近い写真は、喋る動画で崩れやすい。手は胸の高さがいちばん安定
  • 細い字・小さい明朝・字幕の帯は読みにくい。太いゴシック+濃い影が読みやすい
  • 声の複製は有料になった。自分で録音したほうが安く、言葉も自分らしい